偲ぶ その2 |
命日を夜の代車散歩ですませて終わらせるわけもなく、退院明け直ぐの鉄馬エリミネーター250SEにムチ打ち偲ぶ旅その2に出た。 向かった先はプール遊び、キャンプなど何かと通った富士山近辺。いつも見るだけだった富士山に登れるところまで登ろう、と。 川崎から中央自動車道を使って河口湖、須走、山中湖、道志、厚木から東名で戻ってくるという全工程250kmほどの旅。 が、しかし。しかしなのである。 行きの河口湖手前にしてエリミがまた不調を訴えた。 以前同様、ラジエーター液漏れである。エンジンは至って正常。温度警告灯も点灯しなければファンも回っている模様でエンジン自体の焼きつきはない模様。 1周忌のこの週末をボウに振っていいのか、否。引き返す事は考えず初志貫徹を決め込む。 まず河口湖。高速を降りそびれてそのまま通過。・・・ 次の偲ぶ旅のハイライト、富士山須走口5合目。標高2,000m。 。。。ここは寒い。非常に寒い。6月だというのにこうも寒いのか、という寒さ。たまらず雨合羽を着込む。 。。。またここは白い。非常にガスってる。河口湖から見た富士山は全体の1/3ぐらいが雲の上に見えていたが、どうやら5合目は残り2/3で雲の中の模様。 バイクを降りて登山口にある売店を見に行こうとすると直ぐ息があがる。酸素不足?いや多分ただの運動不足。売店のお婆ちゃんに暖かいお茶をいただく。寒さに凍てついていた中で助かった。ただその直後お婆ちゃんにたくさんお土産物の試食を勧められる。 お土産を買い逃げるように早々に下山。そのまま山中湖に向かう。 山中湖を半周回ってそのまま道志みちへ。ここまで来ると天気もよくなり気温も上がってきた。すれ違い様にたくさんのライダーにピースされた。 そして厚木へ。革ジャン+雨合羽が暑い。しかし丁度雨が降ってきたためひた走った。 そのまま無事 帰ってきてから本日富士山の世界遺産登録が決定したことを知った。 その当日、雲の中の2,000m地点、須走5合目登山口のエリミの状態。 まだまだ走れるやろ。いや走ろう。偲ぶ旅は続けたいから。 |
by arlequin_olympia
| 2013-06-23 00:50
| バイク
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